モラハラ妻の実態を調査！よくある言動・原因・対処法を解説

モラハラ妻の実態を調査！よくある言動・原因・対処法を解説

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「妻の言動や態度が酷すぎる。もしかして、うちの妻はモラハラ妻？」

「妻のモラハラに疲れた」

上記のように、日々エスカレートしていく妻の言動に悩まされている方は多いでしょう。自身の妻にモラハラの兆候や疑いがみえると、精神的に追い込まれてしまいますよね。

モラハラ妻とは、夫に対して道徳や倫理に反する嫌がらせをおこなう妻のことで、具体的には言葉や態度による精神的暴力や、肉体的暴力をおこなう妻のことを指します。

この記事では、モラハラ妻の言動やモラハラ妻になってしまう原因について解説しています。対処法も紹介しているので、モラハラ妻に悩んでいる人は参考にしてください。

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モラハラ妻とは？

モラハラ妻とは、夫に対して態度や言葉で精神的に嫌がらせや痛めつけをおこなう妻のことを指します。

なお、モラハラとはモラルハラスメントの略語です。

道徳・倫理に反した言動や態度で、他者に精神的な苦痛を負わせることをモラハラといいます。

夫婦間のモラハラが問題視されるようになったのは、ここ数年のことです。

妻の言動・態度によって精神的苦痛を感じていても、自分の妻がモラハラ妻だと認識していない夫は少なくありません。

モラハラ被害者は洗脳状態にあることが多いため、客観的に自分が「モラハラを受けている」と判断できない場合が多いのです。

モラハラ妻のよくある言動九選

モラハラ妻のよくある言動として、以下の九つが挙げられます。

• 罵詈雑言を浴びせ罵倒してくる
• 親族や友人の悪口をいわれる
• 無視される
• 自分の考えを押しつけてくる
• 夫の分だけ家事をしてくれない
• 暴力を振るわれる
• 家の外では「良い妻」を演じている
• 一度逆鱗に触れると過去のことまで掘り返される
• 束縛が激しい

それぞれの言動の概要を解説するので、自身の妻の言動がモラハラか否かを診断するための参考にしてください。

罵詈雑言を浴びせ罵倒してくる

モラハラ妻の言動としてよくあるのは、汚い言葉・きつい言葉を使ってののしってくることです。

夫がした些細なミスなどが妻の逆鱗に触れ、存在否定・人格否定と受け取れるほどの罵詈雑言を浴びせてきます。

たとえば、「ゴミ出しを忘れた」などは日常生活でよくある些細なミスのはずです。普通なら一言謝れば済む話ですが、モラハラ妻の場合は「おまえのせいで家が汚い」「それくらいのこともできないのか」などのきつい言葉でののしってきます。

場合によっては夫だけでなく、子どもに対しても同等の態度をとることもあるので注意が必要です。

このように、妻から暴言を浴びせられる機会が多い場合は、モラハラ妻だと判断できます。

親族や友人の悪口をいわれる

モラハラ妻の多くは、夫の親族や友人の悪口を言うのが特徴の1つです。たとえば「おまえの母親はクソだ」「〇〇さんは性格が悪いから縁を切りな」といった内容をよく口にします。

モラハラ妻は、夫の家族・友人関係をすべて悪と見なす傾向があります。ただ、当人達の前では相手への嫌悪感を一切見せず、むしろ好意的な態度をとるのが特徴です。

自分の親族・友人関係に対しての否定的な発言が妻から頻繁に発せられるようであれば、モラハラを受けていると自覚しましょう。

無視される

ほんの些細なことで妻の機嫌が悪くなり、夫からの話しかけに対して徹底的に無視するのも、モラハラ妻の特徴です。前述した罵詈雑言が言葉の暴力なら、無視するのは態度による暴力だといえます。

モラハラ妻が夫を無視するのは、家庭内で夫を孤立させ、自分が優位な立場に立とうとしているからです。ただ、妻が無視してくるからといってこちらも無視しようものなら、ここぞとばかりに罵詈雑言を浴びせてきます。

一つ屋根の下で暮らす相手から無視されると、かなりの精神的苦痛を受けますよね。夫が精神的苦痛を受けるような言動を意図的におこなうのが、モラハラ妻の特徴です。

自分の考えを押しつけてくる

モラハラ妻は、あらゆる場面で自分の考えを押しつけてくる傾向があります。自身の主張が絶対的に正しいと主張し、反論しようものなら全否定されて夫が悪者だと決めつけます。

具体的には、「こうあるべきだ」「これが常識だ」などの発言が多いのが特徴です。夫に反論する隙を与えず、自分に従わせようとしてきます。

仮に自身の主張が間違えていたとしても、モラハラ妻が間違いを認めることはありません。妻の主張を押しつけられてばかりで、自分の意見が押さえつけられる場合は、「モラハラを受けている」と言っていいでしょう。

夫の分だけ家事をしてくれない

夫の存在自体を否定する傾向があるモラハラ妻は、夫の分の食事作りや洗濯などの家事をしてくれません。

「仕事から帰ってくる時間にバラつきがあるから」「汚いから」など夫が反論しにくい理由を並べ、家事をしないことを正当化しようとします。

もちろん、自分の分・子どもの分の家事はぬかりなくおこないます。夫の分の家事をしてくれないのは、前述した夫に対する無視と同等の行為です。

暴力を振るわれる

モラハラ妻の言動としてわかりやすいのは、罵声と共に暴力を振るってくることです。存在否定・人格否定するようなきつい言葉と共に、殴る・蹴るなどの暴力を振るってきます。

モラハラ妻の暴力は、「男性が女性に手をあげてはいけない」という常識を盾にしています。夫が反撃できないのをいいことに、自分は好き放題にするわけです。

仮に言葉で反論しようものなら、妻の暴力はさらにエスカレートします。精神的にも肉体的にも苦痛を強いられている状況なので、早急な対策が必要です。

家の外では「良い妻」を演じている

暴言や暴力、無視などの言動・態度をとるモラハラ妻は、家の外では「良い妻」を演じます。他人と会っている最中は笑顔を絶やさず、仲のいい夫婦を演じるのが特徴です。

モラハラ妻も一般的な人と同様に、「周囲から良く思われたい」「理想的な夫婦だと思われたい」という願望を持っています。

暴言や暴力も、「理想的な夫」と「現実の夫」のギャップに満足がいかないことが要因の1つです。家の外では穏便な態度をとっていても、家に帰ると夫への罵倒や直前まで一緒にいた他人への文句が止まらなくなります。

一度逆鱗に触れると過去のことまで掘り返される

モラハラ妻は、一度逆鱗に触れると過去のことまで掘り返して怒り散らす傾向があります。ケンカしたり怒らせたりすると、そのときの原因とはまったく関係のない過去のことを掘り返して暴言を浴びせるわけです。

「あなたはいつもそう。あのときだってこうだった」というように、どんどん過去のことまで掘り返されます。怒られている立場からすると、「今は何について怒られているのか」がわからなくなることもあるでしょう。

もちろん、途中で反論しても逆上させてしまうだけです。妻の気が済むまで、罵詈雑言を聞き続けるしかありません。

束縛が激しい

モラハラ妻は、夫を激しく束縛する傾向にあります。職場での人付き合い・友達付き合いなど、家の外での行動を制限しようとするのが特徴です。

仮に事前に報告したとしても、「また遊びにいくの？」などの小言を言われるのがオチです。外出中も「何時に帰ってくるの？」「今誰といるの？」などの連絡が途絶えず、その場を楽しめなくなる可能性があります。

恋人やパートナーを自分だけのものにしたい気持ちは、誰もが多少はもっているものです。ただ、それが過剰な言動となって表れている場合は、モラハラの一種だと判断できます。

妻がモラハラを起こす五つの原因

妻がモラハラを起こす原因として、以下の五つが考えられます。

• 親のモラハラを受けたり見たりしながら育った
• 自信がなく自己肯定感が低い
• プライドが高くて完璧主義
• ストレスで精神的に追い込まれている
• 夫が大人しい

なにごとにおいても、原因を把握することが対策を見いだすためのヒントになります。自身の妻がモラハラを起こす原因を突き止めて、それに合わせた対処法を検討しましょう。

親のモラハラを受けたり見たりしながら育った

妻がモラハラを起こすのは、当人の幼少期の家庭環境が影響している可能性があります。両親のいずれかが相手にモラハラしていた、自分が何かするごとに親から干渉されたなどの経験が、妻にとっては「家族の正しい在り方」として記憶されているのでしょう。

この場合、「家族を言いなりにできる人=家族内で最も立場が高い」と思い込んでいると考えられます。そのため、自分がその位置に立ちたいと考え、モラハラに走っているわけです。

人間の価値観の基礎的な部分は、10歳頃までに決まるといわれています。モラハラ妻の言動の背景に、幼少期の家庭環境が関わっている可能性は否定できません。

自信がなく自己肯定感が低い

自分に自信がなく自己肯定感が低いことが原因で、モラハラ的な行動に走る人も多いです。妻が自己肯定感を上げようとしている意思が、夫を陥れようとする言動や態度となって表面化している可能性があります。

自己肯定感が低い人は、相手を支配したり落としたりすることで、自分の優位性を保とうとする傾向があります。夫を罵倒することで、「自分は夫よりも優れている」と思い込もうとしているのです。

妻の自己肯定感の低さは、結婚前から見受けられていたケースもあるでしょう。もし心当たりがあれば、それがモラハラに起因していると考えられます。

プライドが高くて完璧主義

自己肯定感の低さからモラハラに走る人とは反対に、プライドの高さが起因してモラハラ行動を起こす人もいるでしょう。このような人は、完璧主義であるがゆえに、例外を許せないという価値観を持っています。

プライドが高い人は、何事においても自分が正しいと思い込みがちなのが特徴です。そのため、「他者には本人なりの考え方や価値観がある」との前提を持てません。

夫の小さなミスに対して暴言や暴力を振るう妻は、完璧主義な性格からそのような行動に出ていると考えられます。もしくは「自分が正しい」という思い込みを正当化するためにそのような言動をとっている可能性もあるでしょう。

ストレスで精神的に追い込まれている

育児や仕事のストレスで精神的に限界を迎えており、その反動としてモラハラを起こしている可能性もありえます。暴言や暴力が、溜め込んだストレスのはけ口になっているわけです。

このケースの場合は、妻自身も自分がストレスを溜め込んでいることを自覚しています。ストレスの反動から暴言などの行動を起こしていることを自覚しているため、自身がモラハラ妻だと自覚し、後悔しているケースも少なくありません。

よって妻自身も「暴言を吐きたいわけじゃないのに、止められない」と悩んでいる可能性が高いです。そんな妻の気持ちに寄り添ってあげることが、解決への糸口になる可能性があります。

夫が大人しい・優しい

夫が温厚な性格をしていることが、妻のモラハラを招いている可能性があります。「この人は私に言い返さない」との前提があるため、妻の言動がエスカレートしているケースです。「私はこの人よりも優位な立場にある」との思いが強固になり、自身のプライドを守ること・自己肯定感を高めることにつながっています。

この場合は、妻がモラハラを起こす本当の原因は他にあるはずです。しかし、モラハラ的な行動を激しくさせている要因として、夫の性格が起因していると考えられます。

モラハラ妻の治し方はあるか？

モラハラ妻を治すことは可能なのか、そして可能ならどう対処すればいいのかについては、妻本人がモラハラを自覚しているかによって変わります。

以下のそれぞれのケースに分けて解説するので、妻のモラハラ問題を解決する糸口として参考にしてください。

• 妻がモラハラを自覚している場合
• 妻がモラハラを自覚していない場合

妻がモラハラを自覚している場合

妻がモラハラを自覚している場合や、またその原因の見当が付いている場合は、治る可能性があると判断できます。

たとえば、妻がモラハラを自覚して悩んでいる場合は、一緒にカウンセリングを受けるのが有効です。また、モラハラの原因が夫の言動や態度にあるとしたら、それを改める必要があります。

モラハラを起こす原因がわかっていたり、妻にその自覚があったりする場合は、それに準ずる対処法をとることが大切です。結局は本人次第なので100％治ると断言はできませんが、本人の努力や夫のサポート次第で治る可能性はあります。

妻がモラハラを自覚していない場合

妻がモラハラを自覚していない場合や、夫が客観的に見てその原因すらもわからないような場合は、現時点では妻のモラハラを治すことは難しいと考えられます。

このような場合は、別居するなどして物理的な距離を置くことが、一番の対処法です。

話し合いの場をもとうにも妻は「自分が正しい」と思い込んでいるため、まともに取り合ってもらえない可能性があります。

そもそも、妻は自分が正しいことをしており、夫を傷つけている自覚すらないのかもしれません。

話し合いによって妻に言動・態度を改めてもらうには、まずは本人がしていることに気づいてもらう必要があります。

また、モラハラ行為が妻の自己肯定感を保つために発動していると考えると、妻は夫に依存している状態ともいえます。

妻の夫への依存を解消するには、物理的に距離を置くのが的確な対処法と言えるでしょう。

モラハラ妻への対処法

モラハラ妻への対処法としては、以下の六つが考えられます。

• あえて気に留めない
• 話し合いをもちかける
• 対抗してみる
• カウンセリングを薦める
• 別居する
• 離婚する

それぞれの対処法が有効な理由・適したシチュエーションと共に解説していきます。

あえて気に留めない

妻にモラハラ的な言動が見受けられるものの、自身がさほどストレスを感じていないようであれば、あえて気に留めないのもアリです。

下手に対処しようとして妻のモラハラをエスカレートさせてしまうくらいなら、何もせずに現状維持することをおすすめします

ただし、子どもが妻の卑劣な言動を気にしている場合、もしくは子どもも妻からのモラハラを受けている場合は、別の対処法をとってください。

話し合いをもちかける

妻と2人で話し合いの場を設けることも、モラハラを止めさせるための対処法です。

止めてほしい言動とその理由を具体的に伝えることで、妻も事の重大性に気づいてくれる可能性があります。

ただし、話し合いをしようにも、妻が夫の話をまったく聞き入れてくれなかったり、感情的になって怒り出したりするケースもありえます。

そのため、話し合いをもちかける際は、自宅ではなく静かな喫茶店などを利用するのがおすすめです。

他人の目が気になるシチュエーションなら、妻が怒りをあらわにすることは少ないでしょう。

対抗してみる

冷静に話し合いの場をもつのではなく、妻の暴言などのモラハラ行動が見られたその場で対抗してみるのも1つの手段です。傷つけられたその場で指摘することで、妻本人もモラハラ性に気付く可能性があります。

ポイントは、話し合いをもちかける際と同様に、なぜその言動を止めてほしいのかの理由を伝えることです。

ただし、話し合いの場をもつ場合と違って、その場で対抗する際はあなた自身の言葉遣いも荒くならないよう注意してください。自身の発言だけを妻に録音され、あなたもモラハラをしていると言いがかりをつけられるケースも想定できます。

また、もちろん暴力を行使しての対抗はNGです。言葉で対抗する際も、できる限り相手を傷つけないよう言葉をチョイスしてください。

カウンセリングを薦める

妻が話し合いに応じてくれた場合、もしくは元々妻がモラハラを自覚しており悩んでいる場合は、カウンセリングを薦めるのが有効です。

カウンセラーは、患者の話を真摯に傾聴してくれます。その対話によって、自分が本当はどうしたいのか、夫にどうしてほしいのかに気づける可能性もあります。

ただし、モラハラ妻が抱えている心の闇は、一度や二度のカウンセリングで解決できません。

長期的なケアが必要になることは、覚悟しておきましょう。

別居する

妻が自身のモラハラ性に自覚がなく、夫を傷つけている自覚すらない場合は、別居して物理的な距離を置くのも有効な手段です。自分が精神的な限界を迎える前に、早めに対処しましょう。

まず、別居して距離を置けば、少なくともあなた自身はある程度落ち着けるはずです。相手も冷静になって、自分が夫にしてきたことを自覚する可能性があります。

離婚する

妻からのモラハラによって、あなたの精神状態が限界を迎えているのであれば、最終手段として離婚することも検討しましょう。

離婚について話し合いができそうな状態であれば、協議離婚の方向に持っていくのが正攻法です。

妻が離婚を拒否するなど話し合いが難航する場合は、家庭裁判所に調停の申し立てをするしかありません。

モラハラによる精神的な苦痛を原因に離婚する場合は、妻に対して慰謝料を請求できる可能性があります。

ただその場合は、第三者が客観的にみて「たしかにモラハラがあった」と認められるような証拠が必要です。

妻の暴言の録音や医師からの診断書など、モラハラの証拠を残すように努めましょう。

家族以外の相談相手を探す

妻のモラハラを止めるのが難しい場合、自分の精神状態を安定させるために、家族以外の相談相手を探すのもおすすめです。一人で悩み苦しむよりも、心を許せる相手に相談した方が気持ちが楽になります。

たとえば、同じ既婚者という立場のセカンドパートナーを作ることを検討してみましょう。

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ただ、セカンドパートナーを作る場合は、肉体関係をもつのだけは絶対にNGです。

万が一それが発覚すると、離婚しようにも自身が不利になってしまいます。

最悪の場合、妻から不貞行為の証拠を押さえられ、高額な慰謝料を請求されるリスクがあることを念頭に置いておいておきましょう。

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