「家庭を守りながら、男としての火を消さない」——57歳の僕が“くすぶる想い”を解放できた場所


20年以上連れ添っても、夫婦の間に“越えられない壁”があることもあります。性の不一致に悩みながらも、家庭を壊したくない——そんな想いで既婚者クラブを利用されたK.Mさん。
彼の率直な言葉は、多くの既婚男性が心に秘めている“くすぶる想い”を代弁しています。心と身体のバランスを求める大人の選択、ここにあります。
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夫婦仲は穏やか。でも、“男”としての自分が消えていくようで
21年連れ添った妻とは、いまも穏やかに暮らしています。名古屋の家で犬と三人、静かで満ち足りた日々。でも、夫婦間の性的なズレはずっと埋まらないまま。いつしか、完全なセックスレスに。
「もう年だから仕方ない」と言い聞かせようとしたものの、50代後半を迎えた今も、“男”としての欲求はくすぶっていました。心のどこかに、ずっと火種が残っていたんです。
「既婚者お断り」の現実と、辿り着いた“隠れた世界”
そんな中、昔からの既婚の友人が使っていたマッチングアプリの話を聞きました。けれど、独身向けのアプリでは、既婚者とわかった瞬間に排除される——そんな話ばかり。
「だったら、既婚者専用の場があるはずだ」と検索して見つけたのが“既婚者クラブ”。いくつか比較して、料金や機能のバランスが良かったこのサービスに決めました。ようやく、“既婚者でも受け入れてくれる世界”に辿り着けた気がしたんです。
はじめは希望に満ちて。でも今は“業者の多さ”が足かせに
使い始めてから2年半、出会いにも恵まれ、希望が持てる日々でした。ですが、最近は様子が変わってきた。春ごろからは“業者”と思われるユーザーが増加。リアクションしてくる相手の8~9割が業者に見えてしまうんです。
加えて値上げもあり、いったん休会することに。今は様子見でログインだけは継続中。秋になってユーザー層が変われば、再開を考えています。
他サービスとの比較で見えた“既婚者クラブの強み”
他にも「マリーゴー」や「ヒールメイト」など試しました。どのサイトも良し悪しが感じられましたが、最終的に戻ってきたのは既婚者クラブ。理由はシンプルで、自分にとって出会いやすく、利用者との相性が一番良かったからです。利用料金の値上げも少しずつ、「まぁ仕方ないか」と思えるようになってきました。
カフェから始まる“大人の関係”——情が通う相手とだけ
出会いがあっても、いきなり身体の関係になるわけじゃない。まずはメッセージを重ねて信頼を築き、昼間のカフェで会う——その流れを大切にしてきました。ホテル街のない静かな場所で、ただ話をする。
その会話の中で波長が合えば、自然に次のステップへ進むこともあります。体の相性は大切。でもそれ以上に、情や空気感が通じ合うかが一番大きい。
理想の相手は「趣味が合う人」——還暦すぎはごめんなさい
検索条件は明確。まずは“顔が見えること”、つまり写真付き。次に、“趣味が合うこと”。映画や日本語ラップが好きなので、そういう話ができる人が理想です。
年齢にはそこまでこだわらないけれど、さすがに還暦を過ぎた方は対象外にしています。会話のテンポや価値観の差が大きくなる気がして。
家庭は守る——その前提があるからこそ“心の余白”が持てる
大前提として、私は家庭を壊すつもりは一切ありません。妻と最後まで添い遂げたい——その気持ちはずっと変わらない。
だからこそ、家に帰れば即シャワー、匂いのケアは徹底。LINEの通知も細かく設定し、財布は妻と別に。些細な習慣がバレ防止に直結します。
既婚者クラブで出会う女性は、あくまで“人生のサブキャスト”。でも、だからこそ、心の余白が満たされていく気がするんです。
くすぶる想いを抱えた“あなた”へ
正直に言えば、性的な悩みを抱えたまま人生を終えるなんて、想像するだけでつらい。もしあなたも“男としての自分”にまだ火が残っていると感じるなら、既婚者クラブはその火をそっと灯してくれる場所かもしれません。
私のように、家庭を大切にしながら、もう一人の自分に居場所を与える——そんな選択をしても、いいのではないでしょうか。
K.Mさんの体験からは、「家庭を壊さない」ことと「自分を見失わない」こと、その両立を本気で考え抜いた姿勢が伝わってきます。くすぶる想いを抱えたまま日々を過ごす方にとって、このクラブは心の余白を取り戻す手段となるかもしれません。まずは一歩、気持ちを軽くする出会いを始めてみませんか。
既婚者クラブ運営