恋じゃない、でも心が満たされた——“既婚者フレンド”が教えてくれた本当の幸せ

「このままでいいのかな？」結婚生活に不満はないけれど、心が満たされない——そんな気持ちを抱えながら、誰にも言えずに過ごしている方は少なくありません。
今回ご紹介するのは、心の奥にある“さびしさ”と向き合いながら、自分らしいつながりを見つけた36歳女性のリアルな体験談です。彼女の言葉に、あなた自身が重なる瞬間があるかもしれません。

気づけば、“恋”はどこかに置いてきたままだった

私は神奈川に住む主婦です。夫とは結婚10年、喧嘩もほとんどなく夫婦二人で過ごしています。でも、そのぶん長いこと「ときめき」を感じることもなく。夫婦関係が悪いわけではないけれど、「凪」のような状態が続いている感じです。
会話は必要最低限、スキンシップもほとんどなくなり、心のどこかが少しずつ冷えていくのを感じていました。愛情がないわけじゃないし、何かに困っているわけでもない。けれど、ふとしたときに“女”としての私って、もう求められないのかなと思ったんです。

誰かに寄りかかりたい。でも、家庭は壊したくない

そんなとき、友人から「既婚者クラブって知ってる？」と紹介されました。
「いや、何それ」と、最初は戸惑いました。でも、正直どこかで何かに甘えたい、すがりたいような気持ちがあったんだと思います。
ちゃんと私を「女性」として見てくれる人と、心の深いところで繋がってみたい——そんな思いに、私自身が一番驚いていました。

やさしさを選べる安心感に、ほっとした

おそるおそる既婚者クラブに登録しましたが、「足跡」や「ブロック」機能がとてもありがたかったです。誰に見られたのかがわかりますし、自分のペースで距離を取れるのも良かったと思います。
無理せず、自分にとって心地よい繋がりだけを選べるというのがいいなぁと思いました。正直なところ、こういうサービスは遊び目的の人が多いんだろうなと思っていたので。“ちゃんと自分を守れる仕組み”があるからこそ、半信半疑から始めた私でも、安心して一歩を踏み出せたのだと思います。

ただの出会いじゃなかった。心にすっと入ってきた、あの人

何人かとやりとりをしたあと、ある男性と出会いました。
初めてのデートは、思い切って高級寿司店へ。緊張していた私に、彼はゆっくりとした口調で話しかけてくれて、そのやさしさがすっと心に沁みたのを覚えています。
気づけば、何でも話していて。自分の話をこんなふうに最後まで聞いてくれる人がいたなんて…と、涙が出そうになりました。

癒しと刺激と気づき、“彼”がくれたもの

彼と何度か会って話をしていくうちに、私自身の価値観が少しずつ広がっていったんです。長年我慢していた気持ちを吐き出すことで「もっと自分の気持ちに正直になっていいんだ」と思えるようになりました。
そして不思議なことに、夫との生活にも変化があったんです。私に心の余裕ができたからだと思いますが、夫と過ごす時間が前より大切に感じられるというか、ホッとするというか。なぜ夫と結婚したのか、改めて向き合って考えるようになりました。

“新しい出会い”が教えてくれた、今ある幸せ

誰かとつながるということが、こんなに自分に変化をもたらすことだと思いませんでした。彼との関係は恋愛ではありません。でも、私を「一人の女性」として大切にしてくれる彼は、私にとって太陽のような存在です。
割り切って体だけの関係を結んだり、癒されるために異性と遊んだりする人もいると思います。でも、私は「理解してくれる」かけがえのない人と出会えました。

迷っている人へ——自分を知る、という一歩

もしも今、心にぽっかりと空いた時間があるなら。それは、誰かを求めていいというサインだと思います。
既婚者クラブで出会えるのは、“同じ立場だからこそ、深くわかり合える”誰かです。一人で抱え込まず、どうか、あなた自身の気持ちに正直になってください。

A.Kさんの体験は、「心の声を無視しないこと」が、結果として自分や家族を大切にすることにもつながる——そんな気づきを与えてくれます。結婚しているからこそ抱える孤独や葛藤。その小さなサインに耳を傾けて、あなたらしくいられるつながりを、ぜひ見つけてみてください。
あなたの心が、あたたかく満たされる日がきっと来るはずです。

既婚者クラブ運営