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「サレ妻」不倫された女性の割合は?離婚・再構築はどうする?20代~50代の既婚女性3,000人にアンケート

まさか、自分がサレ妻になるなんて…

 

“夫に浮気・不倫された妻”、それがサレ妻。愛し合って結婚したはずの夫婦の歯車が狂ってしまう不倫は、なぜ起こってしまうのでしょうか。

 

今回、既婚者クラブでは20歳~59歳までの既婚女性3,000人に対し、「サレ妻」に関するアンケート調査を実施。どれくらいの割合でサレ妻がいるのか実際に不倫されたサレ妻が夫と不倫相手にどのような復讐をしたのか、徹底的に調査しました。

 

調査期間:2025年5月7日~2025年5月7日

調査対象:全国の20歳~59歳以下の既婚女性

調査方法:インターネット(アンケートサイトFreeasyを利用)

調査エリア:全国

有効回答数:3,000

・20代…145人

・30代…734人

・40代…1,010人

・50代…1,111人

 

あなたはサレ妻ですか?

 

 

まず、20歳~59歳以下の既婚女性3,000人に対し、「あなたはサレ妻ですか?」と質問。3,000人中253人(8.43%)が「はい」、2,747人(91.57%)が「いいえ」と回答しました。

 

“サレ妻率”は8.43%、つまり既婚女性の11~12人に1人はサレ妻と言えます。

 

<年代別の調査結果>

20代~50代のうち、サレ妻率がもっとも高いのは20代で145人中22人(15.17%)。年代が上がるにつれて低下し、50代は1,111人中73人(6.57%)と、倍以上の開きがあります。

 

<子どもの有無別の調査結果>

既婚女性3,000人のうち、子どもがいると回答したのは2,088人。そのうち、191人(9.15%)がサレ妻だと回答しました。

 

一方、子どもがいないと回答した912人のうち、サレ妻だと回答したのは62人(6.8%)。子どもがいる既婚女性のほうが、サレ妻率は高くなりました。

 

<地域別の調査結果>

 

はい

いいえ

北海道地方(135人)

3人(2.22%)

132人(97.78%)

東北地方(182人)

16人(8.79%)

166人(91.21%)

関東地方(1,110人)

108人(9.73%)

1,002人(90.27%)

中部地方(493人)

36人(7.3%)

457人(92.7%)

関西地方(591人)

53人(8.97%)

538人(91.03%)

中国地方(165人)

6人(3.64%)

159人(96.36%)

四国地方(78人)

6人(7.7%)

72人(92.3%)

九州・沖縄地方(246人)

25人(10.16%)

221人(89.84%)

 

回答者3,000人の、地域別の調査結果です。

 

北海道地方、中国地方のサレ妻率が特に低く、反対に九州・沖縄地方、関東地方のサレ妻率が高くなりました。

 

都道府県別でサレ妻率がもっとも高かったのは秋田県で、24人中4人(16.67%)がサレ妻と回答しています。反対に、サレ妻率がもっとも低いのは福島県で、35人中0人でした。

 

「サレ妻」という言葉の意味を知っている?

 

 

そもそも、「サレ妻」という言葉はどれくらい知られているのでしょうか。

 

「サレ妻ではない」と回答した2,747人の既婚女性に、サレ妻の意味を知っているかどうかを聞きました。

 

その結果、「知っていた」は2,747人中1,680人(61.16%)、「知らなかった」は1,067人(38.84%)でした。

 

<年代別の調査結果>

 

20代(123人)

30代(648人)

40代(938人)

50代(1,038人)

知っていた

63人(51.22%)

433人(66.82%)

569人(60.66%)

615人(59.25%)

知らなかった

60人(48.78%)

215人(33.18%)

369人(39.34%)

423人(40.75%)

 

「サレ妻」の認知度がもっとも高いのは30代、反対に低いのは20代でした。いずれの年代でも、半数を超える人がサレ妻について知っていることがわかります。

 

自分の夫は浮気や不倫をするタイプだと思いますか?

 

「サレ妻ではない」と回答した2,747人の既婚女性に、自分の夫は浮気・不倫をするタイプだと思うかどうかを聞きました。

 

  • 思う…232人(8.45%)
  • 思わない…2,515人(91.55%)

 

9割を超える女性が、「思わない」と回答。現在サレ妻ではない女性は、夫のことを信じているようすがうかがえます。

 

もし、自分がサレ妻になったことがわかったらどうしますか?

 

 

「夫は不倫しない」と信じる既婚女性に、今後もし自分がサレ妻になったらどうするかを聞きました。(※複数回答可)

 

最多回答は「泳がせて証拠を得る」で、2,747人中1,030人が選択。

 

離婚については、「離婚しない」が「離婚する」を上回りました。サレ妻になったらすぐに離婚するのではなく、証拠集めや子どものために離婚しない選択をする人が多いようです。

 

<その他の自由記述回答>

  • 絶対無い(石川県・55歳)
  • しない人と結婚した(埼玉県・36歳)
  • 考えられない(東京都・55歳)
  • サレ妻になるようなことは絶対ないと言いきれるから考えられない(兵庫県・43歳)

 

自分の夫は決して浮気・不倫をしないという人もいれば、そうではない人も。

 

  • 法的に解決する(栃木県・40歳)
  • 子ども達を連れて出て行く(兵庫県・40歳)
  • 証拠を掴んで不倫相手と夫がよりダメージになる方法で制裁する(宮城県・43歳)
  • 夫と話し合う(埼玉県・42歳)
  • 慰謝料請求(新潟県・36歳)
  • 不倫女の弱みを握ったとして、女中のように働かせる。(神奈川県・55歳)
  • 夫と相手を社会的に追い詰める(島根県・32歳)
  • お金で支払ってもらう。(大阪府・38歳)

 

自分を裏切った夫や、夫と関係を持った不倫相手に対して何らかの制裁を加えることを決意する女性も少なくありません。

 

また、意外と多いのが「不倫をやり返す」という意見でした。

 

  • 自分もやる(東京都・38歳)
  • 同じ事する(神奈川県・36歳)
  • 私も自由恋愛する(長野県・57歳)
  • 離婚しないが自分の不倫も咎めないように誓約させる。(愛知県・35歳)

 

その他の意見です。

 

  • 無条件で許す(大阪府・55歳)
  • その時になってみないとわからない(静岡県・49歳)
  • 子供がいないので、できれば代理出産していただきたい。(大阪府・52歳)
  • 問い詰めるというか、そう確信するふしがあるなら話し合う(千葉県・59歳)
  • 生活に支障がなければそのまま放置する(福岡県・57歳)
  • どうでもいいので勝手にさせておく(愛知県・46歳)
  • 不倫されるということは、自分にも責任があるので知らないフリをする(大阪府・54歳)

 

自分が「サレ妻かも?」と思ったのはなぜですか?

 

ここからは、以下の条件でアンケートを実施しています。

 

調査期間:2025年5月9日~2025年5月9日

調査対象:全国の20歳~59歳以下の既婚女性

調査方法:インターネット(アンケートサイトFreeasyを利用)

調査エリア:全国

有効回答数:3,000

・20代…185人

・30代…687人

・40代…1,028人

・50代…1,100人

 

<あなたはサレ妻ですか?>

 

サレ妻かどうかを聞かれて「はい」と回答したのは3,000人中267人(8.9%)、「いいえ」と回答したのは2,733人(91.1%)でした。

 

全体の割合、年代別の調査結果ともに前回調査とほぼ同じ結果となっています。

 

この結果を踏まえて、「はい」と回答した267人の既婚女性に対し、自分が「サレ妻かも?」と思ったのはなぜだったのかを聞きました。(※複数回答可)

 

 

もっとも多かったのは「なんとなくそう思った」で、267人中114人(42.7%)が回答しました。2番目は「夫の様子がいつもと違った」で、95人(35.58%)が回答しています。

 

どちらも明らかな変化が見て取れたわけではなく、いわゆる“女の勘”がはたらいたと言えるでしょう。

 

不倫している夫の行動変化で特によくある「スマホを肌身離さず持ち歩いていた(82人・30.71%)」が3番目に多くなりました。

 

「夫の帰りが遅かった(61人・22.85%)」「仕事や外出が増えた(51人・19.1%)」「スマホのパスワードを変えていた(44人・16.48%)」も、よくあるパターンと言えるでしょう。

 

<その他の自由記述回答>

  • ベッド上の動画を見つけたから(愛知県・51歳)
  • 別件を心配していたらたまたま見つけ得た(群馬県・39歳)
  • 相手が友達で、その友達の様子が変わっていた(兵庫県・53歳)
  • ラブホテルのライターを持っていた(大阪府・53歳)
  • 夫が隠さないから(広島県・51歳)
  • 夫と一緒に行動していた人がしたので、夫もしてるに違いないと思った。(東京都・59歳)
  • 出張が多くなってうきうきしていた(秋田県・53歳)
  • 元々浮気癖のある人だから(埼玉県・43歳)
  • 今までより生活費の減りが早かった(新潟県・33歳)

 

思わぬタイミングで不倫疑惑がもたれた人も少なくありませんでした。

 

不倫が発覚した理由は?

 

 

自分はサレ妻だと回答した267人の既婚女性に、夫の不倫が発覚した理由について聞きました。(※複数回答可)

 

最多は「夫のスマホを見てわかった」で、267人中152人(56.93%)が回答。半数を超える人が、スマホから不倫がわかったとのことです。

 

夫の不倫について以前から疑っていた人は、「見てはいけない」と思いつつもパンドラの箱を開けてしまったでしょうか。そうでなく、LINEのポップアップ通知などで突然その事実が判明した人など、さまざまなパターンが考えられます。

 

また、自責の念にかられた夫が自白したり(52人・19.48%)、不倫相手本人から連絡が来たり(42人・15.73%)したケースも少なくありません。不倫相手から直接連絡が来るのは宣戦布告、つまり本気のパターンだったのでしょうか。

 

<その他の自由記述回答>

  • 財布の中身を見た(京都府・27歳)
  • 避妊具を持っていたから(埼玉県・39歳)
  • パソコンやiPadを偶然見たから(愛知県・51歳)
  • 2人でいるのを見た(岡山県・40歳)
  • 写真から(宮城県・52歳)
  • 車の中に長い髪の毛を見つけた。(大阪府・54歳)

 

夫は不倫を認めましたか?

 

 

不倫がわかった後、夫がすぐに不倫を認めたかどうかを聞きました。

 

「すぐに認めて謝罪した」「すぐには認めなかった」が、267人中88人(32.96%)ずつ。残念ながら、不倫を認めて潔く謝る人はそう多くないことがわかりました。

 

残念ながら、不倫を突き付けてもなかなか認めず、さらには逆ギレした(35人・13.11%)という人も少なくありません。

 

<その他の自由記述回答>

  • 認めたが、逆ギレされた(大阪府・32歳)
  • 聞いていない(栃木県・32歳) 
  • 泳がし中(奈良県・44歳)
  • 伝えてない(千葉県・37歳)
  • 何度もあるのでいちいち確認していない(埼玉県・43歳)
  • 問いつめていない(東京都・43歳)
  • 認めたが逆ギレして暴力・暴言吐いてきた(新潟県・33歳)

 

<年代別の調査結果>

 

20代(23人)

30代(84人)

40代(87人)

50代(73人)

すぐに認めて謝罪した

6人

(26.09%)

30人

(35.71%)

31人

(35.63%)

21人

(28.77%)

すぐには認めなかった

12人

(52.17%)

31人

(36.9%)

18人

(20.69%)

27人

(36.99%)

すぐに認めたが謝罪はなかった

2人

(8.7%)

10人

(11.9%)

19人

(21.84%)

11人

(15.07%)

認めず逆ギレした

3人

(13.04%)

7人

(8.33%)

14人

(16.09%)

11人

(15.07%)

 

不倫をすぐに認めて謝罪した人が多かったのは30代・40代。不倫を突き付けられても、すぐには認めなかった人が多かったのは20代。

 

不倫を認めたものの謝罪をしなかったり、不倫そのものを認めず逆ギレしたりする人が多かったのは40代でした。

 

不倫相手は夫との不倫を認めましたか?

 

続いて、不倫相手についてです。不倫相手は夫と不倫したことをすぐに認めたのかどうかを聞きました。

 

  • すぐに認めて謝罪した…57人(21.35%)
  • すぐには認めなかった…65人(24.34%)
  • すぐに認めたが謝罪はなかった…45人(16.85%)
  • 認めず逆ギレした…23人(8.61%)
  • 相手に会ったり連絡したりしていない…69人(25.84%)
  • その他(自由記述)…8人(3%)

 

「不倫相手に会ったり連絡したりしていない」と回答した人がもっとも多くなりました。

 

不倫相手がどのような人だったのかわからなかったり、連絡先が明らかにならなかったりする人も少なくありません。夫への制裁や自分にかかるダメージ軽減を優先し、あえてコンタクトを取らなかった人もいるのではないでしょうか。

 

次いで多かったのは「すぐには認めなかった」です。やはり、「不倫しましたよね?」と聞かれて、すぐに「はい」と認める人は少ないようでした。

 

夫は自分との再構築と不倫相手、どちらを選びましたか?

 

不倫が発覚した後、夫は妻である自分との関係再構築を望んだのかそれとも離婚して不倫相手を選んだのか、どのような結論を出したのかを聞きました。

 

  • 自分との再構築…179人(67.04%)
  • 不倫相手…32人(11.99%)
  • どちらでもない…56人(20.97%)

 

妻との再構築を選んだのは約7割。1割超の夫が、残念ながら不倫相手を選んだとのことです。

 

また、不倫がバレたばかりで関係をすぐに断ち切れなかったり、逆ギレして冷戦状態になっていたりするなどで、どっちつかずの状態になっている人も。

 

<年代別の調査結果>

 

20代(23人)

30代(84人)

40代(87人)

50代(73人)

自分の再構築

(179人)

18人

(78.26%)

57人

(67.86%)

51人

(58.62%)

53人

(72.6%)

不倫相手

(32人)

4人

(17.39%)

10人

(11.9%)

10人

(11.49%)

8人

(10.96%)

どちらでもない(56人)

1人

(4.35%)

17人

(20.24%)

26人

(29.89%)

12人

(16.44%)

 

20代は妻との再構築と不倫相手、どちらかをきっぱり選んだ人が多くなりました

 

一方、「どちらでもない」の回答率が高かったのは40代。約3割の人が、どっちつかずの状態になっています。40代は仕事や家庭のストレスも多い世代。自分にとってどちらを選ぶのがベストなのか、わからなくなっている人が多いのかもしれません。

 

不倫相手はどのような関係の人ですか?

 

 

「自分はサレ妻だ」と回答した267人の既婚女性に、夫の不倫相手はどのような関係の人だったのかを聞きました。(※複数回答可)

 

その結果、圧倒的に多かったのは「職場関連の人」で、267人中112人(41.95%)が回答しました。

 

同じ部署の人、上司、部下、取引先の人、さまざまな関係性がうかがえますが、家族以外でもっとも時間をともにすることが多く、親密になりやすいと言えます。

 

「夫の友人(43人・16.1%)」や「自分(妻)の友人(36人・13.48%)」、さらには「共通の友人(35人・13.11%)」など、どこからバレてしまうかわからないようなところで関係を持った人も。

 

また、「SNS(34人・12.73%)」や「マッチングアプリ(28人・10.49%)」利用者も多く、ストレスや欲求不満から家庭の外に刺激を求めている人が多いこともうかがえます。

 

<その他の自由記述回答>

  • 近所の人(群馬県・47歳)
  • キャバクラ(千葉県・44歳)
  • 街でナンパ(大阪府・48歳)
  • 同窓会で再会した同級生(三重県・39歳)
  • 飲み屋のおねえちゃん。(東京都・59歳)
  • 元職場(石川県・50歳)
  • 風俗(奈良県・41歳)
  • 夜の仕事 韓国人(宮城県・52歳)
  • 風俗(埼玉県・35歳)
  • 夫の知人(東京都・45歳)

 

夫の不倫は何回ですか?

 

現段階で発覚した夫の不倫について、その常習性を聞きました。夫の不倫は何回くらいあったのか1人・複数人だったのかをサレ妻267人に調査しました。

 

  • 1人と、1回きり…84人(31.46%)
  • 1人と、複数回…90人(33.71%)
  • 複数人と、何回も…82人(30.71%)
  • その他(自由記述)…11人(4.12%)

 

それぞれ大きな差は見られなかったものの、最多回答は「1人と、複数回」でした。同じ人と繰り返し関係を持ち、お互いだんだん本気になっていったようです。中には、「複数人と何回も」関係を持っていた人も。かなり常習性が高く、妻や家族を何度も裏切っていると言えるでしょう。

 

<その他の自由記述回答>

  • 不明(埼玉県・39歳)
  • 判らない(兵庫県・53歳)
  • 分からない(沖縄県・49歳)
  • 不明(栃木県・45歳)

 

自分の夫は浮気や不倫をするタイプだと思いますか?

 

ここからは、以下の条件でアンケートを実施しています。

 

調査期間:2025年5月9日~2025年5月9日

調査対象:全国の20歳~59歳以下の既婚女性

調査方法:インターネット(アンケートサイトFreeasyを利用)

調査エリア:全国

有効回答数:3,000

・20代…177人

・30代…697人

・40代…1,018人

・50代…1,108人

 

<あなたはサレ妻ですか?>

 

「あなたはサレ妻ですか」の質問に対し、今回の調査では既婚女性3,000人中259人(8.63%)が「はい」と回答しました。

 

「いいえ」は2,741人(91.37%)で、全体回答・年代別回答ともにこれまでの調査とほぼ同じ割合になっています。

 

「はい(自分はサレ妻だ)」と回答した259人に、「自分の夫は浮気や不倫をするタイプだと思いますか?」と聞きました。

 

  • 思う…208人(80.31%)
  • 思わない…51人(19.69%)

 

もともと夫は女遊びが好きだったのか、それとも浮気常習犯で妻からの信用がなかったのかはわかりません。しかし、多くの妻が夫のことを信じていないようです。

 

1回目の調査で、「自分はサレ妻ではない」と回答した既婚女性2,747人に対し、同様の質問を行っています。

 

 

1回目調査

(2,747人)

3回目調査(本調査)

(259人)

不倫するタイプだと思う

232人(8.45%)

208人(80.31%)

不倫するタイプだと思わない

2,515人(91.55%)

思わない(19.69%)

 

その結果、ほぼ真逆の回答になりました。サレ妻ではない女性は夫を信じている人が多く、サレ妻だと回答した女性は夫の女性関係について信用できていないことがわかります。

 

どのような方法で証拠を集めましたか?

 

 

自分はサレ妻だと回答した259人の女性に、夫の不倫の証拠をどのような方法で集めたのかを聞きました。(※複数回答可)

 

圧倒的多数だったのは「LINEを見た」で、259人中130人(50.19%)が回答。ほぼ半数の人が、LINEを見て不倫相手とのやり取りがないかをチェックしているようです。

 

次いで多かったのは、何らかの証拠を集めるのではなく「問い詰めて自白させた(55人・21.24%)」でした。第三者からの目撃証言があったり、怪しいと思ってカマをかけたり、さまざまな切り出し方があるのではないでしょうか。

 

また、不倫をしたという自白は、自らの意思で不利益な発言をしていることから大きな証拠になります。

 

その他、「インスタやXなどSNSを見た(53人・20.46%)」「夫を尾行した(33人・12.74%)」「クレジットカード履歴を見た(33人・12.74%)」なども多くの人が実行している方法です。

 

<その他の自由記述回答>

  • 財布の中身を見た(京都府・27歳)
  • 携帯電話のメールを見た(兵庫県・59歳)
  • 写メ(神奈川県・57歳)
  • 車の中を調べた(大阪府・54歳)
  • 自己申告(愛知県・37歳)
  • スマホみた、レシートみた(新潟県・33歳)

 

また、証拠集めについて「何もしていない(30人・11.58%)」という人も少なくありませんでした。

 

どのような証拠が集まりましたか?

 

 

不倫の証拠集めをした結果、実際にどのような証拠が集まったのかを聞きました。(※複数回答可)

 

やはり多かったのは「LINEのやり取り」です。259人中139人(53.67%)が、LINEで何らかの証拠が集まったと回答しています。肉体関係を結んでいることがわかる発言や、定期的に会っていることがわかるやり取りなどが証拠になり得ます。

 

同じく、証拠集めの方法としてインスタグラムやX(旧Twitter)をチェックした人が多かったように、「SNSのやり取り(65人・25.1%)」と回答した人も多くなりました。

 

<その他の自由記述回答>

  • SMSのやりとり(秋田県・53歳)
  • マッチングアプリ(沖縄県・49歳)

 

<年代別の調査結果>

 

20代(24人)

30代(86人)

40代(82人)

50代(67人)

LINEのやり取り

7人

(29.17%)

51人

(59.3%)

46人

(56.1%)

35人

(52.24%)

SNSのやり取り

11人

(45.83%)

30人

(34.88%)

16人

(19.51%)

8人

(11.94%)

電話の履歴

7人

(29.17%)

14人

(16.28%)

13人

(15.85%)

26人

(38.81%)

不倫の自白音声や動画

7人

(29.17%)

19人

(22.09%)

9人

(10.98%)

12人

(17.91%)

レシートや領収書

4人

(16.67%)

16人

(18.6%)

18人

(21.95%)

16人

(23.88%)

二人で写る写真や動画

3人

(12.5%)

12人

(13.95%)

13人

(15.85%)

11人

(16.42%)

ホテルに出入りする写真や動画

4人

(16.67%)

8人

(9.3%)

4人

(4.88%)

4人

(5.97%)

アクセサリーなど不倫相手の持ち物

1人

(4.17%)

2人

(2.33%)

4人

(4.88%)

1人

(1.49%)

証拠が集まらなかった

0人

4人

(4.65%)

17人

(20.74%)

10人

(14.93%)

 

年代別で見ると、全体で最多回答だったLINEのやり取りは、20代だけ極端に回答割合が少なくなっています。その一方で、SNSのやり取りは20代が最多。年代が上がるにつれて、回答率は低くなっています。

 

つまり、若い世代ほどLINEではなくSNSを使ってやり取りしていると言えるでしょう。

 

LINEをどれだけ見ても思うような証拠が集まらない…という場合、SNSのDM(ダイレクトメッセージ)機能を使っていたり、マッチングアプリを使ったりしている可能性があります。

 

サレ妻になって特につらいと感じたことは?

 

ここからは、以下の条件でアンケートを実施しています。

 

調査期間:2025年5月7日~2025年5月7日

調査対象:全国の20歳~59歳以下の既婚女性

調査方法:インターネット(アンケートサイトFreeasyを利用)

調査エリア:全国

有効回答数:3,000

・20代…146人

・30代…735人

・40代…991人

・50代…1,128人

 

<あなたはサレ妻ですか?>

 

まず、既婚女性3,000人に対し「あなたはサレ妻ですか?」と質問。

 

その結果、「はい(自分はサレ妻だ)」と回答したのは231人(7.7%)、「いいえ(サレ妻ではない)」と回答したのは2,769人でした。

 

これまでの結果と大きく変わった点はありませんが、4回の調査でもっとも“サレ妻率”が低くなっています。

 

ここからは、「自分はサレ妻だ」と回答した231人の既婚女性を対象にアンケート。サレ妻になって特につらいと感じたことを聞きました。(※複数回答可)

 

 

さまざまな回答が寄せられています。

 

夫に裏切られた悲しみ」や、愛する「夫を信じられない心」など、心に大きなダメージを負っていることがうかがえます。さらに、不倫発覚時に受けた衝撃からフラッシュバックに苦しむ人も。

 

フラッシュバックは、いわば「トラウマ」とも言えます。

 

それだけ大きな心の傷をつけられたにも関わらず、当の夫は「ケロッとしている」「夫が気持ちを受け止めてくれない」「まだ怒っているのかと言われる」など、温度差が大きいのも、つらいと感じる理由の一つです。

 

<その他の自由記述回答>

  • ない(岡山県・40歳)
  • ない(神奈川県・41歳)
  • 何も思わない(愛知県・46歳)
  • どうぞご勝手に(埼玉県・51歳)

 

夫の不倫について誰かに相談しましたか?

 

 

夫の不倫について、誰かに相談したかどうかを聞きました。(※複数回答可)

 

特に多かったのは「自分の友人(79人・34.2%)」や「自分の両親(73人・31.6%)」ですが、「誰にも相談していない」と回答した人が54人(23.38%)も見られました。

 

自分の友人、両親、兄弟姉妹など、自分に近しい人・信頼できる人から相談していることがうかがえます。

 

また、夫の友人や職場の人など、不倫の証言を得るために相談したと思われるケースも見られました。

 

<その他の自由記述回答>

  • カウンセリング(神奈川県・57歳)
  • 自分の子供(沖縄県・49歳)
  • 探偵(大阪府・48歳)
  • 成人した子供(岩手県・55歳)

 

不倫がわかった後、夫の家族はどのような反応でしたか?

 

夫の不倫がわかった後、夫の両親や兄弟姉妹に伝えたという人も多いのではないでしょうか。

 

その際、夫の家族はどのような反応を示したのかを聞きました。(※複数回答可)

 

  • 自分の味方になってくれた…73人(31.6%)
  • 夫の家族に知らせていない…69人(29.87%)
  • 夫を叱った…37人(16.02%)
  • 不倫くらいでと言われた…34人(14.72%)
  • 夫をかばった…32人(13.85%)
  • 謝罪してくれた…29人(12.55%)
  • 離婚しないでと言われた…24人(10.39%)
  • 自分を叱った…22人(9.52%)

 

サレ妻となった自分の味方になってくれた家族が約3割。その一方、そもそも不倫のことを夫の家族に知らせていないと回答した人も3割近くいました。

 

また、「夫を叱った」「謝罪してくれた」など、夫の非を詫びてくれた家族が多い中、夫をかばったり「不倫くらいで…」と言われたりするなど、傷口に塩を塗り込むような追い打ちをかけられた人も。

 

残念ながら、妻に反道徳的なことをしたとしても、夫の家族は夫をかばう人が少なくないことがわかりました。

 

なぜ夫は不倫したと思いますか?

 

 

そもそも、なぜ夫は不倫してしまったのでしょうか

 

サレ妻になった231人の既婚女性に、夫が不倫した理由として考えられるものを挙げてもらいました。(※複数回答可)

 

最多回答は「セックスレスだったから」で、231人中64人(27.71%)が回答しています。

 

次いで「家庭でのストレス」「物事を深く考えていないから」が同率で、50人(21.65%)が回答しました。

 

その他、「仕事でのストレス」「家族の中での疎外感」「妻への愛情が薄れた」「魅力的な人に出会った」など、さまざまな理由が挙げられています。

 

<その他の自由記述回答>

  • わからない(岡山県・40歳)
  • そういう病気(大阪府・48歳)

 

<子どもの有無別の調査結果>

「セックスレス」の回答割合が高かったのは、子どもがいない女性でした。今回の調査では、サレ妻になった既婚女性231人のうち172人が子どもあり・59人が子どもなしと回答しています。

子どもがいる女性は、「魅力的な人に出会った」「物事を深く考えていないから」の回答割合が大きくなりました。

 

夫の不倫は防げたと思いますか?

 

夫の不倫は、事前に何らかの対策をしていれば防げたと思うかどうかを聞きました。

 

  • 対策すれば防げたと思う…119人(51.52%)
  • 何をしても防げなかったと思う…112人(48.48%)

 

サレ妻になった既婚女性231人中119人が「対策すれば防げたと思う」と回答。

 

夫が不倫した理由について、セックスレスや家庭・仕事でのストレスなど具体的に挙げていたことから、何らかの対策ができたと感じているようです。

 

ただ、ほぼ同じ割合で「何をしても防げなかったと思う」と回答した人も多く見られました。妻がどのような努力をしても、その場の雰囲気に流されたり、自分の弱さから不倫に走ってしまったりする男性は少なくありません。

 

「不倫をしたのは自分のせい」と、自分を責めるサレ妻も多くいますが、決してそんなことはないと言えます。

 

自分にも反省すべき点があるとしたら何ですか?

 


サレ妻になった既婚女性231人に、夫が不倫してしまったことについて自分にも反省すべき点があるかどうかを聞きました。(※複数回答可)

 

その結果、「コミュニケーション不足だった」と反省している人が多数。231人中81人(35.06%)が回答しました。

 

同じように、「スキンシップを拒んでいた(50人・21.65%)」「セックスを拒んでいた(47人・20.35%)」「夫をないがしろにしていた(46人・19.91%)」など、夫が不倫してしまった理由を自覚している人が多くなっています。

 

ただ、改善の場を設けたり話し合いを放棄したりして、不倫という行動に移してしまったのは夫側です。妻との関係を清算せずに行った裏切り行為は、決して許されることではありません。

 

だからこそ、「反省すべき点はない」ときっぱり回答している人が51人(22.08%)と多くなりました。

 

これまで「サレ妻だったかもしれない」と思ったことはありますか?

 

ここからは、以下の条件でアンケートを実施しています。

 

調査期間:2025年5月9日~2025年5月9日

調査対象:全国の20歳~59歳以下の既婚女性3,000人のうち、自分はサレ妻ではないと回答した2,747人からランダム抽出した100人

調査方法:インターネット(アンケートサイトFreeasyを利用)

調査エリア:全国

有効回答数:100

・20代…5人

・30代…21人

・40代…38人

・50代…36人

 

既婚女性3,000人のうち「サレ妻ではない」と回答した2,747人から、さらにランダム抽出した100人を対象にアンケート。

 

これまでの夫婦生活の中で「もしかすると、サレ妻だったかもしれない」と感じたことがあるかどうかを聞きました。

 

  • あった…8人
  • なかった…92人

 

9割以上の人が「なかった」と回答しましたが、「あった」と回答した人も。サレ妻ではないとは回答したものの、過去には怪しい場面があったようです。

 

友人や親戚など身近な人がサレ妻になって相談されたら、どのようなことを言いますか?

 

サレ妻ではない自分が、サレ妻になった友人・親戚などに相談されたら。どのような対応を取るのか聞きました。(※複数回答可)

 

  • 証拠集めを勧める…51人
  • アドバイスはせず話を聞く…41人
  • 夫婦関係の再構築を勧める…10人
  • サレ妻の旦那さんを非難する…9人
  • 離婚を勧める…8人
  • サレ妻本人に反省を促す…5人
  • その他(自由記述)…3人

 

話を聞きつつ、今後どうするかに関わらず証拠だけは集めておいたほうが良い、と冷静にアドバイスする人が多いようです。

 

夫婦関係については、離婚より再構築を勧める人が多くなりました。中には、不倫をされたサレ妻本人に反省するよう促すと回答した人も。

 

正直、不倫をされるほうにも原因はあると思う?

 

サレ妻ではない既婚女性100人に、不倫をされる女性側にも原因はあると思うかを聞きました。

 

  • 思う…44人
  • 思わない…56人

 

回答はほぼ半々に。本音を言えば、不倫される女性側にも原因があると感じている人が多くなりました。

 

今後、万が一自身がサレ妻になってしまったとき。自分に原因があったと思えるのでしょうか──。

 

<年代別の調査結果>

 

20代(5人)

30代(21人)

40代(38人)

50代(36人)

思う

2人

(40%)

11人

(52.38%)

17人

(44.74%)

14人

(38.89%)

思わない

3人

(60%)

10人

(47.62%)

21人

(55.26%)

22人

(61.11%)

 

回答者数の少ない20代を除くと、「サレ妻側にも原因があると思う」と回答した人は、年代が上がるにつれて少なくなっています。

 

若い世代のほうが原因はハッキリしていたり、不倫されたことについて後悔したりしているのかもしれません。

 

夫にどのように制裁しましたか?

 

ここからは、以下の条件でアンケートを実施しています。

 

調査期間:2025年5月9日~2025年5月9日

調査対象:全国の20歳~59歳以下の既婚女性3,000人のうち「自分はサレ妻だ」と回答した267人からランダム抽出した100人

調査方法:インターネット(アンケートサイトFreeasyを利用)

調査エリア:全国

有効回答数:100

・20代…9人

・30代…43人

・40代…27人

・50代…21人

 

2回目の調査で「自分はサレ妻だ」と回答した267人の既婚女性のうち、さらにランダム抽出した100人を対象にアンケート。

 

不倫した夫に対し、どのような制裁・復讐を加えたのかを聞きました。(※複数回答可)

 

 

慰謝料を請求した」「誓約書を書かせた」が特に多くなりました。

 

不倫の誓約書とは、不倫の事実を認めたり慰謝料の取り決めについて記載したりするものです。つまり、多くの人が慰謝料請求とセットで誓約書を書いていることになります。

 

離婚する場合でもすぐに離婚するのではなく、慰謝料請求や公正証書を作成して、何らかの制裁を加えていることがわかります。

 

また、「あえて離婚しない」という人も。すぐに離婚すると不倫相手と再婚する可能性があることから、きっちりと家族への責任を取らせるようにする人も。

 

<年代別の調査結果>

年代別で、回答割合が多かった項目は以下の通りです。

 

■20代(9人)

  • 誓約書を書かせた…7人(77.78%)
  • 公正証書を書かせた…3人(33.33%)
  • 親や家族にバラした…3人(33.33%)
  • GPSをつけた…3人(33.33%)
  • 飲み会を禁止した…3人(33.33%)

 

■30代(43人)

  • 慰謝料請求を請求した…18人(41.86%)

 

■40代(27人)

  • お小遣いを減らした…6人(22.22%)
  • 自分も浮気をし返した…4人(14.81%)

 

■50代(21人)

  • 特に制裁はしていない…5人(23.81%)
  • あえて離婚しない…3人(14.29%)

 

20代は全員、何らかの制裁を加えていました。しかし、年代が上がるにつれて「特に制裁はしていない」「あえて離婚しない」の回答率が高くなっており、長年一緒にいる世代だからこその悩みがうかがえます。

 

不倫相手にどのように制裁しましたか?

 

 

続いて、不倫相手に対してどのような制裁を加えたのかを聞きました。(※複数回答可)

 

夫への制裁と同じく、「慰謝料請求」と「誓約書」が特に多くなりました。

 

一方、「特に制裁はしていない」と回答した人が、全体の3割以上にのぼります。2回目の調査で、不倫相手に会ったり連絡を取ったりしていない人が多いことがわかりました。そのため、不倫相手に何か制裁を加えたいと思っても身動きが取れなかったり、不倫のショックでそれどころではなかったりしたのかもしれません。

 

証拠集めで苦労したことは?

 

ここからは、以下の条件でアンケートを実施しています。

 

調査期間:2025年5月9日~2025年5月9日

調査対象:全国の20歳~59歳以下の既婚女性3,000人のうち「自分はサレ妻だ」と回答した259人からランダム抽出した100人

調査方法:インターネット(アンケートサイトFreeasyを利用)

調査エリア:全国

有効回答数:100

・20代…12人

・30代…51人

・40代…22人

・50代…15人

 

3回目の調査で「自分はサレ妻だ」と回答した259人の既婚女性のうち、さらにランダム抽出した100人を対象にアンケート。

 

不倫の証拠を集める際、どのような苦労があったのかを聞きました。(※複数回答可)

 

 

同率1位だったのが「スマホのロックが解除できなかった」「気持ちがついていかなかった」で、100人中40人がそれぞれ回答しています。

 

不倫の大きな証拠となるLINEやSNSのやり取りを見るためには、まずパスワードを解除するところからスタートしなければなりません。夫婦でお互いのパスワードを教え合っている人もいますが、不倫をしている人の多くはパスワードを変更したり、そもそも教えていなかったりするなど、ガードが堅い印象です。

 

夫がスマホ操作しているところを遠目に見る、ガラスやテレビなどの反射を利用して見るなど、パスワード解除の方法はさまざま。

 

さながら探偵のような気分になるかもしれませんが、その一方でやはり気持ちがついていかないのが本音ではないでしょうか。

 

また、子どもがいて思うように証拠集めができなかったり、怪しまれないよう少しずつ証拠集めをするため長期化したりするなどの苦労も。

 

証拠集めについて、「もっとこうすればよかった」と思うことを自由記述回答で聞きました。

 

<探偵に頼る派>

  • 最初から探偵に頼めばよかった。(岐阜県・52歳)
  • 探偵に頼むためにお金を日頃からためとけばよかった(北海道・42歳)
  • お金がかかってもプロに相談すべきでした…(大阪府・37歳)
  • 探偵を雇う(東京都・31歳)
  • お金がかかってもプロにお願いすべきでした(大阪府・37歳)

 

<探偵に頼らない派>

  • 探偵への依頼は、やめておくべきだった(大阪府・52歳)

 

<焦り、証拠不十分>

  • 冷静になれば良かったと思いました(鹿児島県・40歳)
  • 怪しいと思う前から色々監視すればよかった(東京都・42歳)
  • およがせる(秋田県・34歳)
  • もっと慎重に多くの証拠を集めてから相手を問い詰めれば良かった。焦って感情的に問い詰めてしまった為にもっと冷静になれれば良かった。(大阪府・36歳)
  • 我慢強く証拠を集めるべきだった(滋賀県・33歳)
  • こまめに証拠、画像、音声を残しておくべきだった(大阪府・58歳)
  • 外食した日とその相手、帰りが遅くなった日の履歴を残しておくと良かった。(東京都・54歳)
  • 全部写メしとけばよかった(東京都・55歳)

 

<その他の意見>

  • 間接的に聞き出せばよかった(静岡県・37歳)
  • 携帯電話の確認です。(千葉県・37歳)
  • 結婚しなければよかった 早く捨てればよかった(沖縄県・37歳)
  • 自分も自由にすればよかった(神奈川県・39歳)
  • 特にない 離婚すればよかった(千葉県・48歳)
  • 現実を受け止め、自分を大切にする。(三重県・39歳)

 

今、夫を愛していますか?

 

ここからは、以下の条件でアンケートを実施しています。

 

調査期間:2025年5月9日~2025年5月9日

調査対象:全国の20歳~59歳以下の既婚女性3,000人のうち「自分はサレ妻だ」と回答した231人からランダム抽出した100人

調査方法:インターネット(アンケートサイトFreeasyを利用)

調査エリア:全国

有効回答数:100

・20代…16人

・30代…35人

・40代…27人

・50代…22人

 

4回目の調査で「自分はサレ妻だ」と回答した231人の既婚女性のうち、さらにランダム抽出した100人を対象にアンケート。

 

不倫をされた今、夫のことを愛しているかどうかを聞きました。

 

 

「愛している」と回答したのは、サレ妻100人中46人。ほぼ半数の人が、不倫をされた今でも夫のことを愛していると回答しました。

 

「愛していない」は21人、「離婚した」は6人。心に大きなショックを受けている今、「わからない」と回答した人も27人でしたが、多くの人が夫を愛していることがわかりました。

 

<年代別の調査結果>

 

20代(16人)

30代(35人)

40代(27人)

50代(22人)

愛している

11人

(68.75%)

19人

(54.29%)

8人

(29.63%)

8人

(36.36%)

わからない

2人

(12.5%)

8人

(22.86%)

8人

(29.63%)

9人

(40.91%)

愛していない

3人

(18.75%)

4人

(11.43%)

9人

(33.33%)

5人

(22.73%)

離婚した

0人

4人

(11.43%)

2人

(7.41%)

0人

 

不倫された今もなお「愛している」と回答した人が多かったのは20代でした。

 

「愛していない」は40代が多く、離婚している人も見られます。「わからない」は50代が圧倒的に多くなっていますが、今回の調査では離婚した人はいませんでした。

 

夫はまた不倫をすると思いますか?

 

サレ妻になった既婚女性100人に、夫は今後また不倫をすると思うかどうか聞きました。

 

  • もうしないと思う…35人
  • わからない…40人
  • またすると思う…25人

 

残念ながら、「もうしない」ときっぱり言いきれる人より、「わからない」と疑心暗鬼になっている人が多くなりました。

 

さらに、2割以上は「またすると思う」と回答。一度あることは二度、そして二度あることは三度ある…一番そばで信じたいのに、どうしても夫を信じ切ることが難しいようです。

 

つらさをわからせるために不倫をし返そうと思いますか?

 

「サレ妻」になったつらさは、本人にしかわかりません。

 

不倫をした当の夫は「まだ怒っているの?」とデリカシーのない言葉を投げかけたり、ケロッとしていたり。サレ妻とシタ夫の温度差は、かなり大きいことがわかりました。

 

愛しているパートナーに不倫されたというつらさを理解してもらうために、自身も不倫をし返そうと思うかどうかをサレ妻100人に聞きました。

 

<不倫を実行した>

  • 仕返しのために不倫を実行した…23人
  • 仕返しのためではないが、不倫を実行した…8人

 

<不倫はしない>

  • 不倫はしていないが、仕返ししたいと思う…41人
  • 不倫はしていないし、仕返しもしたくない…28人

 

サレ妻の3割以上にのぼる女性が、不倫をしたと告白。そのほとんどは、夫への仕返しが理由でした。

 

全体でもっとも多かったのは、不倫ではない方法で仕返ししたいという回答です。平穏な毎日が夫の不倫によって壊されてしまった悲しみ・苦しみは、一生消えません。それでも、子どもの前では笑顔を作り、必死に日常をこなしていく…そんなサレ妻のつらさを思い知らせたいと考える人は少なくないでしょう。

 

夫の不倫によって自分がどう感じたか、体験談や吐き出したいことなど教えてください

 

最後に、夫の不倫によって感じたことや今後についてなど、自由記述で回答を募りました。

 

<再構築に向けて>

  • 裏切られた感がすごくあった。でも、まだ夫の事は好きなのでやり直ししたいと思ってる(静岡県・37歳)
  • 愛しているんだとかんじた(大阪府・52歳)
  • 相手の女性が主人のストーカーになり、当時は主人も被害者的立場になり、警察や弁護士さんの協力のもと問題を解決したため、モヤモヤした気持ちが心の奥にシコリのように残っている。10年程前の話なので、今更蒸し返す事ではないが、100%許せてはいないのだと思う。でも主人を好きな気持ちに変わりはないから、複雑。(福岡県・47歳)
  • 夫婦共に成長するための大きな試練だったし、これからも精進していこうと思いました。(静岡県・55歳)

 

<離婚はしないが…>

  • もう何も期待していない。こちらも義親の老後の手伝いは一切するつもりはない(岐阜県・52歳)
  • とにかく傷ついた。信じていた気持ちを裏切られショックを受けた。子どもがいる為に子ども優先に今後の事を考えていきたい。(大阪府・36歳)
  • 自分も同じことをしたいと思いました。(千葉県・37歳)
  • 普段自分は家庭のために自分のやりたいことを制限しているのに、夫は金も時間も自由に使ってずるいと思った。罰として高いものか自由な時間をもらうつもりだ。(北海道・42歳)
  • もうATMとして扱おうと思いました。(大阪府・37歳)
  • 家庭に迷惑が降りかからないなら(金銭面等)勝手にやっててもらって良いと思っている(愛知県・46歳)
  • 冷静に考えると兆しはあった気がするが、気が付かないようにしていた。だが、兆しを見つけたところでどうにもできなかったのでどうお返しをするか考えていた。(東京都・40歳)
  • 給料運搬人だと割り切る(兵庫県・59歳)
  • 誠意を見せてもらおうと思います。(埼玉県・52歳)
  • 信じていたのに裏切られたというくやしさ、まだ子供が小さかったので、これからどうしていったらいいのか分からなくなった。夫が別れてやり直そうと言ったので現在離婚しないでいる。夫がまた不倫するかもしれないという疑惑は拭えない。(徳島県・59歳)

 

<その他の意見>

  • 辛くて、痩せて、メニエールになった(千葉県・48歳)
  • 消えない傷を負った(東京都・27歳)
  • 表目的には元に戻っているが、根っこの部分では信じられない。これは消える事はない(大阪府・48歳)
  • 不倫することで、生活費を相手に使われるのは無理(熊本県・49歳)
  • 嫌なことばかりが記憶に残る(大阪府・48歳)
  • やっぱり悲しかった(福岡県・54歳)
  • 我慢します(大阪府・30歳)
  • 無関心が強くなった(福岡県・39歳)
  • 自分は下に見られていると思った(青森県・54歳)
  • 他人と暮らすのは、至難の業(島根県・48歳)
  • 自分の知らない夫の一面を知った(新潟県・57歳)
  • 不倫もののドラマなどに嫌悪感がある(埼玉県・37歳)

 

多くの生々しい回答が寄せられました。

 

とにかくつらいという人もいれば、それでもまだ夫を愛しており、再構築に向けて進んでいる人も。

 

離婚はしないものの、今後について静かに考えているという人も多く見られました。夫にどのような罰を与えるか、家庭の中でどのような扱いをしていくか。そして、ベストなタイミングで離婚をつきつけようと画策している人も、中にはいるのかもしれません。

 

いずれにしても、不倫によって「サレ妻」になった女性たちは、一度は悲しみや苦しみに瀕してしまいますが、自分や子どものために立ち上がる強い力を持っているのではないでしょうか

 

まとめ

 

  • サレ妻の割合は約8%
  • 不倫を疑った理由は約半数が「女の勘」
  • 不倫相手は4割が「職場関連」
  • 証拠は「LINE」「SNS」が主要
  • 20代はSNS、30代以降はLINE
  • 不倫理由は「セックスレス」が多数
  • 不倫は「防げた」「防げない」が半々
  • 復讐は慰謝料請求&誓約書が大半

 

サレ妻の経験について複数回アンケートしたところ、いずれのアンケートでも既婚女性3,000人のうち260人前後が「はい(自分はサレ妻だ)」と回答。既婚女性のうち8%程度が、サレ妻であることがわかりました。

 

なぜ夫の不倫を疑ったのか、その理由で特に多かったのは「なんとなく」「夫の様子がいつもと違った」で、いわゆる“女の勘”が働いたと言えるでしょう。

 

実際に不倫が発覚したきっかけについては、不倫を疑った妻がスマホを見たことです。LINE、SNS、通話履歴、マッチングアプリなど、あらゆる不倫の証拠がスマホに残されていることがわかりました。

 

その他、証拠集めのためにクレジットカードや交通系ICカード、カーナビ、ETCなどのあらゆる履歴をチェックしたり、仕事のシフトと帰宅時間を照らし合わせたりするなど、地道な努力が行われていました。

 

ただ、サレ妻となった女性の約半数は「夫の不倫を防げた」と回答。

 

セックスレスだった、夫婦喧嘩が多かった、夫をないがしろにしていたなど、自身に反省すべき点もあると感じている女性は少なくありません。

 

この段階で関係を修復できれば不倫は起こらなかったのかもしれませんが、妻がどれだけ努力しても、どのような対策をしても、防げない不倫もあります。

 

夫婦としてしっかりと腹を割って話し合い、日ごろからコミュニケーションを図ることが大切です。

 

今後も既婚者クラブでは、サービス向上のため多様化する恋愛スタイルやパートナーシップについて、さまざまな観点から調査を行ってまいります。

 

既婚者クラブ代表者 鈴木慎吾

 

調査についてのお問い合わせ

 

今回の調査について、データや詳細に関するお問い合わせからお願い申し上げます。